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ねえ ほんの 少しだけ
ねえ お願い 気づかないで
その 数字に 託した思いは
あなたに ほらね 届かない

似合わない服着て 一人歩いた夜を
ヒールで蹴飛ばして 見せてあげないよ

「背伸びしてキスして」
なんて馬鹿なことを言う
そのうちにだんだん
本当に 迷子になっちゃう

ねえ 昨日の 帰り道
君と一緒 歩いていた
あの子みたい 前髪を切っても
あなたは きっと 触れない

慣れない仕草とか 難しいことばとか
練習してみたけど やっぱり似合わない

音のない問いかけ 気まぐれな一言
それだけで満たされ
ここから ずっと眺めていたいよ

ありふれたバラード 口ずさんでみたり
臆病で小心者のあたしでも
できるわよ 少しぐらいは…

ウィスキーの味とか タバコの臭いとか
なんでも気に留める時点で負けでしょ

いじわるをしちゃおうか
笑顔を見せて欲しい
振り向いてくれない あなたは
震えるばかり

Na na na...